顔にニキビができた時、どうやってケアをしますか?
多くの方は薬を飲んだり、ニキビケアのクリームを塗ることを思いつくのではないでしょうか。
飲み薬・塗り薬はもちろん非常に効果的なのですが、ニキビのできた肌を改善するためには適度な運動を取り入れることにも大きな効果があります。
運動とニキビ、あまり結びつかないようにも感じますが、なぜ運動が効果的なのか、その理由をまとめてみました。
運動してもニキビが改善しないときはツルスキンがいいですよ。
ニキビと運動にはどんな関係がある?
ニキビはおでこや頬などどうしても隠せない部位に出現するため、ひとつでもできると気になって仕方がないですよね。
ニキビができる理由というのはひとつではないので、あらゆる方面からケアをすることが大切です。
そんなニキビ対策に、適度な運動が必要なのはどうしてなのでしょうか?
汗によるデトックス効果
運動で汗を流すということは、一緒に体内の余分な毒素も排出してくれるということになります。
老廃物を身体に溜め込むと肌トラブルの原因となるため、定期的に排出することが必要となります。
また、汗が流れると汗腺が開くため、皮脂のつまりや汚れを一緒に流してくれる効果もあります。
ただし、汗をかいたまま放置してしまうと、水分が蒸発する時に乾燥を招くことで肌のバリア機能を弱らせてしまい、結果ニキビを作る雑菌を侵入させやすくなる場合があります。
かいた汗は必ず乾いたタオルでこまめに拭き取りましょう。
運動による血行促進作用
二つ目は、運動で身体を動かした時の血行促進が挙げられます。
血行が悪いと、酸素や栄養素を身体の隅々まで運ぶことができずに、代謝が衰えていきます。
代謝が衰えることは身体の老化を早めてしまい、肌荒れや乾燥、シミやシワなどの原因にもなり得るのです。
血行が良くなれば、血液と一緒に栄養素も身体中を巡り、代謝は上がって老廃物の排出も促してくれます。
筋肉を鍛えてターンオーバーを正常化
適度な運動を続けていると、次第に筋肉の増加・増強が期待でき、さらに成長ホルモンの分泌も促されます。
筋肉が増えることで身体の新陳代謝が活発になり、ターンオーバーを正常化することにも繋がるのです。
ただし、無理な筋肉増強はかえって身体を傷めつけてしまいますので、まずは無理のないストレッチや筋トレから始めるようにしましょう。
適度な運動は直接的な効果以外にも
日常的に運動を取り入れることで、身体だけでなく心にも良い影響があります。
・睡眠が深くなり、すっきりと目覚める
・ストレスの解消
・便通の改善
これらは、直接肌へ表れる効果ではありませんが、ニキビの改善には睡眠や心の不調、便秘による老廃物の溜め込みも大きく関わるものなので、間接的にはニキビの改善に役立っていると言えるでしょう。
運動は継続することが大切なので、「週末は思い切り身体を動かそう」という方法よりも、普段の生活の中で歩く時間を増やしてみたり、お部屋で筋トレを10分だけ行ってみるというやり方の方が効果的です。
まとめ
ニキビを治す時にはどうしても外側からの原因を探ってしまったり、外側からのケアを試してみたくなります。
しかし、原因は身体の内側にあることが多いため、できるだけ身体を動かして血管や内臓の働きを活発にしたいものですね。
日中しっかりと運動をして、食物を美味しく摂取してぐっすりと眠る、そうしたバランスの取れた1日を過ごせるようにしてみましょう。